AI画像は本当に文字が崩れる?無料ChatGPTで3パターン試してみた結果【2026年9月検証】

実践記録

はじめに、AIで画像を作ったときに「日本語の文字だけおかしい」と感じたことはありませんか。文字の形が崩れている、ボタンの文字が読めない、なんとなく変な漢字になっている……。

実はこの記事、もともとは「AI画像は文字が崩れやすい」という前提で、崩れ方のパターンや対処法を紹介する予定でした。でも、記事を作る前に念のため無料版ChatGPTで試してみたところ、想像していたのと違う結果になったので、実際に試した内容をそのままお伝えすることにしました。

まず「崩れた例」を見てください(2026年3月)

これは、私が2026年3月にSNSで見かけた広告です。求人系の広告だったのですが、見出しの文字が大きく崩れていました。

(おっほほ、すごい崩れ方)

「320件の求人があります」と伝えたいのだと思いますが、見出し部分は漢字が入り乱れていて読めません。本文の文章も、助詞の位置がおかしく、意味が取りにくくなっています。文字の崩れ方から見て、AIで作られた画像だと思われます。私はこの頃、こうした崩れ方をした広告を何度か見かけていました。

9月に、無料版ChatGPTで実際に試してみた

「今も同じように崩れるのか?」を確かめるため、2026年9月、無料版のChatGPT(画像生成機能)で、日本語の文字入りの画像を3パターン作ってみました。使ったのは、課金なしの無料プランです。

結果は、3パターンとも、日本語の文字が崩れずにきれいに表示されました。実際の画像がこちらです。

例1:見出し+装飾文字のパターン

(かわいい!)

手書き風のフォントで、しかも文字に下線や強調のマークまで付いている、比較的複雑なパターンです。それでも漢字・ひらがなすべて正しく表示されました。

例2:スマホアプリ画面のパターン

(よくみかける広告!)

見出しの「好きなことで もっと、豊かな毎日を」に加えて、ボタンの「今すぐ無料登録」や、4つのアイコンの下の短いラベル(目標管理・学び・健康・コミュニティ)まで、細かい文字も含めてすべて正しく表示されていました。

例3:横書き風・毛筆フォントのパターン

(人生謳歌してそう)

「薔薇」のような画数の多い漢字は、以前は特に崩れやすいと言われていた文字です。それでも、毛筆風の凝ったフォントで正しく表示されていました。

この結果から分かること・分からないこと

ここははっきり分けてお伝えします。

分かったこと

2026年9月時点、無料版ChatGPTの画像生成で試した3パターンについては、日本語の文字崩れは起きませんでした。私が2026年3月頃に見かけたような「漢字が入り乱れる」「助詞の位置がおかしくなる」といった崩れ方は、少なくとも今回試した範囲では見られませんでした。

確認できないこと

今回試したのは3パターン、1つの無料ツールだけです。すべてのAI画像生成ツールで文字崩れが完全になくなった、とまでは言い切れません。文章が長くなる、フォントが特殊になる、他のツールを使うといった条件が変わると、また違う結果になる可能性はあります。「もう絶対に崩れない」ではなく「以前よりかなり改善している」という言い方が、今のところ確認できる範囲だと考えています。

なぜ以前は崩れやすかったのか?

AI画像生成は、英語の文字に比べて、漢字・ひらがな・カタカナが混ざる日本語を苦手としてきました。文字の画数が多いこと、同じ形の文字がたくさんあること、文章の途中で文字の種類が変わることなどが理由として挙げられています。2025年12月には、無料プランでも使えるChatGPTの画像生成機能が新しくなり、画像の中の文字を描く力が強化されたとOpenAIが発表しています。今回の結果も、こうした更新が関係していると考えられます(今回の検証だけで証明できることではありません)。

それでも気をつけたいこと

今回の検証で「崩れなかった」のは事実ですが、だからといって何も確認せずに使ってよい、という話ではありません。

ブログやSNSで使う画像に文字を入れるときは、生成したあとに必ず自分の目で文字を確認することをおすすめします。特に、実在する商品名・ブランド名・人の名前など、間違えると困る文字は、AIまかせにせず、あとから自分でテキストを重ねる方法(画像とテキストを分ける)のほうが安全です。この方法については、後述の関連記事で詳しく紹介しています。

まとめ

2026年3月に見かけた広告のような、日本語の文字が大きく崩れる例は、私自身も実際に見てきました。ただ、2026年9月に無料版ChatGPTで試した範囲では、そうした崩れは起きませんでした。AI画像まわりの状況は変化が早いので、この記事も「2026年9月時点の検証結果」として読んでいただき、今後また状況が変わったら、あらためて確認していきたいと思います。

文字が崩れてしまった場合の対処法(画像とテキストを分ける方法)は、こちらの記事で紹介しています。

→ 関連記事:AI画像の文字崩れ対処法【画像とテキストを分けるだけ】

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